航空整備士になるための学校

航空整備士になるために、しかるべき学校で勉強をして、資格試験を受験して......というのはちょっとだけ違うようです。

医師、弁護士、教員、また色々な国家試験は普通、卒業してもしくは在学中か、とにかく資格試験を通ってから採用されたところで仕事を始めますよね。

航空整備士の場合は、航空機の重量等によって1等から3等までに分かれている資格で、どれを取得するにも定められた実務経験が必要となるのです。

学校で取得できる資格はラインをメインとする「航空運航整備士」で、この資格を在学中に取得して入社する流れです。

運航整備士は工業高校、航空高等専門学校、ないしは理工系の大学、なかでも航空従事者養成施設校に指定されている学校で取得できます(2年と3年でとれる資格がやや違います)。

それらの専門学校や大学を卒業後、航空会社の整備部門もしくは航空会社から委託を受けている航空整備専門会社へ就職します。

そこで実務を経験し、社内研修を受けてから受験してようやく「航空整備士」資格を取得します。大体平均して入社後5~7年くらいが目安です。

航空整備士の募集と採用

さてその航空整備士の募集と採用についてです。

航空運航整備士は卒業したての人が多いですが、航空整備士は実務経験が必要なため、当然資格を持っている人は経験者ということになります。

近頃は経費節減ということで、自社の整備部を縮小して航空整備専門会社へ発注している航空会社が増えているため、さまざまなところで航空整備士資格、特に1級を持っている人は募集しています。

採用に関しては、一級航空整備士の中でもさらにB737資格を持っているかなどの、実務経験及び資格の内容がかなり考慮されます。

募集し、採用する方としてはすぐに一線で働ける航空整備士を求めているのですから、当然そうなりますね。

勤務場所は、募集要項にある定められた空港内ということになりますが、24時間シフト勤務ですから、同じ条件であればなるべく近い人が優先して採用されます。

航空整備士の年収と平均的な給料

航空整備士の給料は、国内大手航空会社の整備部にいたとして、初任給は19~24万円くらいが目安です。年収は30歳で450万くらい。

基本給だけを見ると、あまり高い給料ではないようですが、24時間シフト勤務ということから深夜早朝、宿直等の手当が出ます。

また、とった資格によって整備できる航空機の重量もどんどんレベルアップしていきますから、そういったスキルアップによる年収額アップは相当見込めるようです。

年収1000万円クラスの航空整備士も少なくないそうなので、キャリアを積んでいくことが大切ですね。